診療内容

TEL0565-41-7730

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うつ病

うつ病とは

うつ病とは、気分が落ち込んだ状態が何週間も続く病気です。
学校や職場の人間関係、環境の変化、身体などへの不安、身近な人やペットの死など、日常生活から受けるさまざまなストレスをきっかけに発症します。
自分ではそれほどストレスを感じていなくても、こころや身体に負担がかかり、症状が現れることもあります。

青少年のうつ病

  • うつ病・パニック症・社交不安症の診断治療をメインに行っています。

※ 現在、18歳以上の方を対象としています。

当院の治療方針

うつ病は決して「やる気や性格の問題」「気の持ちよう」ではなく、治療を受けずにがまんしているとなかなか治らずに慢性化しやすく再発しやすい病気です

当院では、精神療法と心理教育を軸として、(1)お薬を使った治療、(2)心理療法による治療を行います。

全員に行うもの(精神療法と心理教育)

こころの病気の治療は、主治医とのコミュニケーションと病気の特徴を知ることから始まります。

まずは、予診内容や紹介状の内容が間違いないかどうか、特に治療したい症状は何か、服用薬、他院での検査結果、持病、アレルギーの有無を事実確認することから診察が始まっていきます。

受診までの経過(症状や出来事)に対して、その方の目線に立って、感情や考えを肯定し、共感的に傾聴することで、何でも話しやすい雰囲気が生まれ、心療内科の治療の場が徐々に整っていきます。
気になる症状や重要な出来事に関しては、事実確認だけでなく、感情や認知を掘り下げて聞いていきます。

「うつ病」の診断がつけば、うつ病の特徴や治療に関して、図やパンフレットを用いてわかりやすく説明し、うつ病によくある心理状態やその対処法をお伝えします(心理教育)。
病気を知り、今後の見通しや対応法を理解することで不安が減り、治療により症状改善が始まるきっかけ作りを行っていきます。

1. お薬を使う治療(薬物療法)

特に、うつ病は、薬を服用することで早く治ることが多い病気です。

  1. セロトニンなど脳内神経伝達物質を調整してうつ症状を改善させる抗うつ薬(効果が出るまでに1~2週間かかります)
  2. 不安感を和らげる抗不安薬
  3. 睡眠を改善する睡眠薬

それぞれのお薬の特徴を活かして、患者さんの症状やうつのタイプに合わせて使い分けたり、組み合わせたりして治療を進めていきます。

また、即効性という面では劣りますが、気になる症状に応じて、「漢方薬」処方も可能です。

2. お薬を使わない治療(心理療法)

ストレスとなっている人間関係や出来事を面接の中で整理し、より良い対処法や、こころの負担が少なくなる考え方がないか、一緒に探っていきます。

毎週来院して頂き、ノートやリズム表を用いて宿題を提出頂き、精神医学的なアドバイスをしていきます。

現在、心理士による心理相談、認知行動療法、カウンセリングの受付は行っておりません。

» 認知行動療法について