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2026年9月の診療状況
★1 2026年9月の診療状況
・長雨や気圧変化の時期に、倦怠感・頭痛・めまいを訴える方が目立ちました。
★2 新型コロナ・インフルエンザ感染症について
・現在、新型コロナ・インフルエンザ感染者が増加していますので、お気をつけ下さい。
・新型コロナ・インフルエンザ感染症は、マスク・換気・手洗いなどの基本的な対策で感染リスクを下げやすい感染症です。軽症で済むこともありますが、後遺症や基礎疾患への影響を考えると、できるだけ感染を予防するに越したことはありません。流行状況を分かりやすく共有し、必要な時期に適切な感染対策を行うことは、社会全体の安心や医療負担の軽減にもつながると考えています。
<院内の対応>
・不織布マスクの着用を来院者全員にお願いしております。
・クリニック全員で予防・対策(常時換気・消毒・有症状者へのドライブスルー診察)を継続して参ります。
・二酸化炭素モニター(院内3箇所に設置)を使用して、院内の換気の適正化を行っています。
・院内感染対策の動画研修を院内で定期的に行っています。
★3 最近感じたこと
シンガポール旅行記①
― MRT、住宅、ドリアン。実際に行って驚いたこと ―
夏休みにシンガポールへ行ってきました。
ほぼ赤道直下なので、猛烈な暑さと突然のスコールを覚悟していました。
暑いのは確かでしたが、今回の滞在中は意外にもスコールにはほとんど遭遇しませんでした。
高層ビルのすぐ横に熱帯の植物が茂り、街はとてもきれいです。
行く前は「マーライオンと高層ビルの国」というくらいのイメージでしたが、実際に行ってみると、いろいろと日本とは違っていました。
【写真:マリーナベイサンズを夜に下から見上げた写真:20時頃】
【写真:マリーナベイサンズの展望台からの写真:昼頃】
MRTは便利。Grabの値段は少し謎
移動にはMRT(地下鉄)とGrabをかなり使いました。
MRTは分かりやすく、本数も多くて非常に便利です。
Grabもスマートフォンで行き先を指定すれば車が来て、支払いまでそのまま終わります。
ただし、大きな施設では乗車場所が指定されていることが多く、GPS上ではすぐ近くに車がいるのに、
「車はどこ?」
となることが何度かありました。
もう一つ不思議だったのが料金です。
近いところでも10~15シンガポールドルくらいする一方、かなり遠くまで乗っても40ドルくらい。
「距離と料金があまり比例していないような……?」
と思っていました。
あとで調べてみると、Grabは時間帯や天候、その時の需要と車の供給などによって料金が変わる仕組みだそうです。同じ区間でも値段が変わります。
なるほど。
旅行中に感じていた謎が一つ解けました。
英語なのに聞き取れない
シンガポールでは英語が普通に通じます。
これは旅行者には非常にありがたいのですが、現地の人が話す、いわゆる「シングリッシュ」になると話は別です。
英語で話しているはずなのに、
「今、何と言ったんだろう?」
となることが何度かありました。
発音やリズムがかなり独特です。
こういうものも、現地に行かないとなかなか実感できません。
タクシー運転手さんの息子さん
あるタクシーの運転手さんと話していると、息子さんの話になりました。
地元シンガポール出身で、30歳くらい。
現在は英国系企業の投資銀行部門で働いているとのことでした。
<シンガポールの金融街:朝9時頃>
「それはかなり優秀なのでは?」
と思ったのですが、その場では普通に話して終わりました。
ところが、あとになって気になってしまいます。
そこでChatGPTに、
「シンガポールで30歳くらい、外資系投資銀行で働いていたら、年収はどのくらい?」
と聞いてみました。
現在公開されている給与データを見ると、シンガポールのInvestment Banking Associateは、総報酬で年間19万~35万シンガポールドル程度、中央値は約28万ドルという数字も出ています。
もちろん運転手さんの息子さん本人の年収は分かりませんが、日本円なら数千万円規模になり得る世界です。
タクシーで雑談をしただけなのに、帰ってから金融業界の給料を調べています。
こういう脱線も旅行の楽しみです。
車がものすごく高い
もう一つ驚いたのが車です。
街を見ても、日本の郊外のような大きな平面駐車場があまり目につきません。
そして、自動車が非常に高い。
現地では「プリウスでも1000万円を軽く超える」という話を聞きました。
シンガポールには**COE(Certificate of Entitlement)**という制度があり、自動車を登録するには、まず車を所有・使用する権利を入札で取得する必要があります。
通常のCOEの期間は10年間です。
国土が狭いので、そもそも車の台数そのものをコントロールしているわけです。
MRTがこれだけ発達している理由も分かる気がしました。
人口の約8割が「公団住宅」
住宅事情もかなり独特です。
街を走っていると、巨大な高層住宅群を何度も見かけます。
これはHDBという公営住宅です。
日本では「公営住宅」と聞くと一部の人が住む住宅というイメージがありますが、シンガポールではむしろこちらが主流。
現在、居住者人口の8割近くがHDBに住んでいます。
しかも、多くは賃貸ではなく購入して住みます。
ただし、新築HDBの多くは土地を永久に所有する仕組みではなく、基本的には99年間のリースです。
住宅も車も公共交通も、
「限られた土地をどう使うか」
という発想が非常に強い国なのだと思いました。
唐揚げ弁当とサーモン寿司
もちろん現地の食事もいろいろ食べました。
ただ、子ども向けの食事となると海外旅行では時々困ります。
そこで非常に強かったのが、
DON DON DONKI。
日本のドン・キホーテです。
唐揚げ弁当。
サーモン寿司。
この二つのおかげで、子どもたちは無事に生き残りました(笑)。
シンガポールまで来て日本の唐揚げ弁当を買っているのもどうなのかとは思いますが、困った時に普通の日本食が手に入る安心感は大きいです。
【写真:DON DON DONKI、サーモン寿司】
せっかくなのでドリアンも
日本食だけではさすがに面白くないので、ドリアンも食べに行きました。
行ったのは99 Old Treesというドリアン専門店です。
この店は、マレーシア・パハン州ラウブにある農園からドリアンをシンガポールへ運んでいるそうです。
日本ではなかなか、
「今日はドリアンを食べに行こう」
とはなりません。
こういう食べ物を実際に体験できるのも旅行の面白いところです。
猫山王というドリアンが有名で、そこそこ旬だったとのことです。
ココナッツミルク、パームシュガー、緑色の米粉ゼリーを使った「チェンドル」と一緒に食べました。
味は……「腐った玉ねぎのような香りがする、濃厚なマンゴープリン」とでも言えばいいのでしょうか(笑)。
私は少し苦手でしたが、店はとても混雑しており、好きな人にはかなり刺さる味なんだと思いました。
【写真:99 Old Treesのおしゃれな入口、ドリアンメインのスイーツ】

そして、シンガポールを歩いていてもう一つ気になったことがありました。
街によって雰囲気がかなり違うのです。
Chinatown(朝なので、まだ人通りは少なめでした)
Little India(こちらも午前中)
Arab Street(早朝はほとんど人がいません)
調べてみると、シンガポールの居住者人口は、中国系73.9%、マレー系13.5%、インド系9.0%、その他3.5%。
では、なぜこんな小さな島に中国系、マレー系、インド系の人々が集まったのでしょうか。
そこを調べ始めると、シンガポールの歴史がかなり面白くなってきました。
中編(3部作です)に続きます。
※掲載写真は、特記のないものは院長が現地で撮影したものです。
★4 最近の読書
<読書> 多様な価値観・考え方に触れることができ、有用と思います。特に歴史から学ぶことは多いと思います。
→今月は、旅行記があるので、お休みします。
★5 最近よく使うAI
<ChatGPT>
・月20ドルで契約しています。
・自分の関心や過去のやり取りに合わせて、ある程度カスタマイズされた回答をしてくれます。
・プロジェクトを入れると、その中のチャットを参照して答えてくれます。
・ブレインストーミングする時、ざっくり調べる時、等に便利です。壁打ちです。
・単純計算や経費計算等は良く間違えます。
・Codexはまだ使えていません。
・毎週日曜朝に、その週の医学ニュースTop10、精神医学ニュースTop10、医療ニュースTop10、政治・経済ニュースTop10を解説付きで届けてくれます。これはかなり助かります。
・Google Gemini:時々無料版を使っています。
・Claude:ほぼ使っていません
現時点では私の用途ではChatGPTを使う機会が最も多いですが、それぞれ得意分野があるため、今後も試していきたいと思います。
★6 最近面白かったもの
<TV>
・継続:豊臣兄弟、ブラタモリ、VIVANT2
・単発:Tシャツが乾くまで、NHK:ステータス #9 南禅寺界隈別荘群(これは名作でした)
<Amazon Prime>
・正反対の君と僕:高校生の思春期心性の描写が秀逸でした。
→同じ作者の氷の城壁も読みましたが、面白かったです。
<Youtube>
1ゲーム配信動画
・EIKO! GO!:サイレントヒルf 動画
→ホラーゲームなのに、狩野英孝さんのゲーム実況は、かなりの笑いと元気をもらえます。
<ブログ> Neurology 興味を持った「脳神経内科」論文 (コロナ関連情報、脳神経内科情報が充実しています)
2026.10.1 豊田土橋こころのクリニック 院長
2026.10.01 | 医院ブログ