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2026年8月の診療状況
★1 2026年8月の診療状況
・寒暖差や暑さで、倦怠感や睡眠不良を訴える方が目立ちました。
・お盆がやや涼しく、ゆっくり休めた方が多かったと感じました。
★2 新型コロナ感染症について
・現在、少し流行が見られていますので、お気をつけ下さい。
・新型コロナ感染症は、マスク・換気・手洗いなどの基本的な対策で感染リスクを下げやすい感染症です。軽症で済むこともありますが、後遺症や基礎疾患への影響を考えると、できるだけ感染を予防するに越したことはありません。流行状況を分かりやすく共有し、必要な時期に適切な感染対策を行うことは、社会全体の安心や医療負担の軽減にもつながると考えています。
<院内の対応>
・不織布マスクの着用を来院者全員にお願いしております。
・クリニック全員で予防・対策(常時換気・消毒・有症状者へのドライブスルー診察)を継続して参ります。
・二酸化炭素モニター(院内3箇所に設置)を使用して、院内の換気の適正化を行っています。
・院内感染対策の動画研修を院内で定期的に行っています。
★3 最近感じたこと
「東京国立博物館に行ってきました — 実物を見ると、新しい疑問が生まれる」
2026年8月23日(日)、東京で研修会があったため、午前中に上野の東京国立博物館(東博)へ行ってきました。
上野駅の公園口から歩いて5分ほど。今回は時間が限られていたため、一つ一つをじっくり見るというより、重要文化財を中心に、東洋館→本館1・2階→平成館→法隆寺宝物館の順にざっと見て回りました。
<東洋館――思っていた以上に広い「アジア」>
最初に東洋館へ行きました。
中国や朝鮮半島の展示が中心なのかと思っていましたが、実際にはかなり範囲が広く、古代メソポタミアやエジプトに由来する像や資料もありました。
特に印象に残ったのは、実際のミイラが展示されていたことです。
写真や映像ではなく実物を見ると、数千年前の人間が実際にそこに存在していたということを、急に現実のものとして感じます。
今回初めて、現在のパキスタン北西部を中心とするガンダーラが、仏像が早い時期から作られた重要な地域だったことを知りました。「ガンダーラ」という名前自体は、昔のテレビドラマ『西遊記』の主題歌で聞いたことがあります。
仏教というと、インドから中国、朝鮮、日本へ伝わっていったというイメージを持っていましたが、実際には中央アジアや東南アジアにも広く伝わっていたことが、展示を見てよく分かりました。
中国の石窟寺院に由来する仏像も数多く展示されていました。
タイの仏像と中国の仏像を見比べると、顔つきがかなり違うことも印象に残りました。うまく言葉にするのは難しいのですが、明らかに雰囲気が違います。
地域や時代によって、なぜこのような違いが生まれたのか、少し調べてみたいと思いました。
<クメール文明を見てアンコールワットを思い出す>
カンボジアのクメール文明に関する像や作品も展示されていました。
これを見ると、以前訪れたアンコールワットを思い出しました。
旅行先で実際に見た遺跡と、博物館に展示されている像や工芸品が頭の中でつながると、単独で展示を見るよりも面白く感じます。
同じ仏教やインド由来の文化でも、伝わった地域によって独自の形に変化していくことも興味深く感じました。
<本館――日本史の実物が大量にある>
続いて本館の1階、2階へ。
縄文、弥生から古墳、飛鳥、奈良、平安、鎌倉、室町、安土桃山、江戸へと、日本の歴史を美術品や工芸品を通してたどることができます。
特に驚いたのは、古墳時代・飛鳥時代・奈良時代の実物資料が非常に多かったことです。
教科書では写真でしか見たことのないようなものが、次々に実物として出てきます。
中でも印象に残ったのが大きな銅鐸です。
平成館の考古展示室には、銅鐸のレプリカを実際に鳴らせる体験コーナーがあり、多くの人が断続的に鳴らしていました。
そのため、展示を見ている間も館内に銅鐸の音が響いていて、その音を聞きながら古代の展示を見ていたことも、銅鐸の印象が強く残った理由かもしれません。
写真では実物の大きさはなかなか分かりませんし、音はもちろん分かりません。実物の銅鐸を見たうえで、レプリカを使って音まで体験できたのは面白かったです。
<お茶文化と茶器が特に面白かった>
個人的に本館でかなり楽しめたのが、日本のお茶文化や茶器の展示でした。
以前、1年ほど茶道教室に通っていたことがあるので、この分野については多少の予備知識があります。
黄瀬戸や織部焼などの美濃焼、刀剣なども展示されており、興味を持って見ることができました。
同じ博物館でも、全く知識のない分野より、少しでも自分に経験や知識がある分野の方が、展示物から読み取れる情報量が一気に増えるように思います。
逆に言えば、知識が増えてからもう一度見ると、同じ展示でも全く違って見えるのかもしれません。
<平成館――「ビフォー縄文」>
平成館では、この日が最終日だった**「ビフォー縄文―旧石器時代発見80周年―」**を見ました。
岩宿遺跡の発見によって、日本にも縄文時代以前の旧石器時代が存在したことが明らかになった、という歴史的には非常に重要な内容です。
ただ、個人的には今回見た展示の中では、正直なところそこまで強く惹かれませんでした。
興味のある分野とそうでない分野が自分の中にはっきりあることも、実際に博物館を歩いてみるとよく分かります。
<法隆寺宝物館>
最後に法隆寺宝物館へ。
ここには重要文化財が非常に多く、飛鳥・奈良時代を中心とした仏教美術をまとめて見ることができます。
ただ、私自身に仏像や仏教工芸についての知識が十分ないためか、似たような作品が続いているようにも感じられ、今回の中ではそれほど楽しめませんでした。
東洋館で、パキスタン、中国、タイ、カンボジアなど地域の違う仏像を比較して見る方が、個人的には面白く感じました。
おそらく法隆寺宝物館についても、仏像の様式や制作年代、作品ごとの違いを少し勉強してから見ると、かなり印象が変わるのだと思います。
<無料Wi-Fiも便利でした>
館内では無料Wi-Fiが利用できました。
LINEでログインして接続する事ができ、速度はかなり速かったです。
展示を見ながら、気になったことをその場で調べることができ、非常に便利でした。
<まとめ>
今回、東京国立博物館を一通り回って感じたのは、博物館は単に「昔のものを見る場所」ではなく、新しい疑問を作る場所でもあるということです。
今回だけでも、
なぜパキスタンにも仏像があるのか
なぜ仏教は東南アジアまで広がったのか
なぜタイと中国では仏像の顔がかなり違うのか
中国にはなぜ石窟寺院が多いのか
など、見ているうちに次々と疑問が出てきました。
また、以前少し経験のある茶道に関連する展示は面白く感じる一方、知識の少ない仏教美術では作品ごとの違いが十分に分からないなど、自分が持っている知識や経験によって、同じ展示でも見え方が大きく変わることも実感しました。
教科書で知っていた銅鐸も、実際の大きさで見て、その音を聞くことで印象が大きく変わりました。やはり実物を見ることには、写真や文章だけでは得られない面白さがあります。
すべてを詳しく理解しようとすると、一日では到底足りません。今回は重要文化財を中心にざっと見て、気になったことをその場で調べるという方法で回りましたが、私にはこのくらいの見方がちょうど良かったです。
これからも仕事や研修で東京へ行く機会を利用しながら、普段あまり触れることのない分野にも足を運び、少しずつ知識や興味の範囲を広げていきたいと思います。
★4 最近の読書
<読書> 多様な価値観・考え方に触れることができ、有用と思います。特に歴史から学ぶことは多いと思います。
→今月は、旅行記があるので、お休みします。
★5 最近よく使うAI
<ChatGPT>
・月20ドルで契約しています。
・自分の関心や過去のやり取りに合わせて、ある程度カスタマイズされた回答をしてくれます。
・プロジェクトを入れると、その中のチャットを参照して答えてくれます。
・ブレインストーミングする時、ざっくり調べる時、等に便利です。壁打ちです。
・単純計算や経費計算等は良く間違えます。
・Codexはまだ使えていません。
・Google Gemini:かなりレベルが上がった印象です。音声会話の遅延もないです。お盆に使う頻度が高かったので、Proのプランに月700円位でおためし3ヶ月、また入ってしまいました。
・Claude:新しいモデルが気になり契約しましたが、自分の用途ではこれまでのAIとの差をまだ実感できず、いったん解約しました。
現時点では私の用途ではChatGPTを使う機会が最も多いですが、それぞれ得意分野があるため、今後も試していきたいと思います。
★6 最近面白かったもの
<TV> 豊臣兄弟、VIVANT、Tシャツが乾くまで
<Amazon Prime> なし
<Youtube>
1旅行関係
・スーツ旅行 →旅行動画です。豆知識が勉強になります。
・しげ旅 →海外旅行の動画です。酒と食べ歩きが中心で面白いです。食は地理です。
2 車関係
・Love cars TV 河口まなぶ
・e-CarLife with 五味やすたか
・Ride now 島下泰久
・Carwow Mat watson
<ブログ> Neurology 興味を持った「脳神経内科」論文 (コロナ関連情報、脳神経内科情報が充実しています)
2026.9.1 豊田土橋こころのクリニック 院長
2026.09.01 | 医院ブログ