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「適応障害って何ですか?」
適応障害って少し聞きなれない言葉ですね。DSM-5では、Adjustment Disorders=適応障害と呼ばれます。診断書によく使われる病名ですが、よくご質問のある病名でもあります。
<疾患の定義>
はっきりと確認できるストレス原因に反応して、そのストレス因子の始まりから3ヶ月以内に情緒面または行動面の症状が出現し、外的文脈や文化要因を考慮しても、ストレス因に不釣り合いな程度や強度を持つ著しい苦痛を感じる。他の精神疾患の基準を満たさず、すでにある精神疾患の単なる悪化でもない。また正常の死別反応でない。ストレス因子やその結果、がひとたび終結すると、症状がその後さらに6ヶ月以上持続することはない。
というややこしい定義です。
さらに簡単に言うと、ストレスによる苦痛で来院して、うつ病でも不安障害でも他の病気までも至っていない時につける病名で、言うなれば、多くの人にあてはまります。
ストレス因への対処方法を探っていきましょう。お気軽にご相談ください。
豊田市の心療内科 土橋こころのクリニック 2016年8月開院予定 (7月予約開始予定)
2016.04.11 | うつ病のすべての記事,うつ病 一般,こころの症状や病気,ストレス 適応障害 孤独,DSM-5