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「急性ストレス障害って何ですか?」
・急性ストレス障害=Acute Stress Disorder DSM5の基準を簡単に説明します。
・Aトラウマへの曝露 トラウマ体験=危うく死ぬ、重傷を負う、性的暴力 のうち1つ以上を 直接体験するか、他人に起こった出来事を目撃するか、近親者や親しい友人に起こった出来事を耳にする、遺体収集や児童虐待の詳細を繰り返し見てしまうなど B 5領域(侵入症状 陰性気分 解離症状 回避症状 覚醒症状)の症状が9/14以上あり C 症状持続が心的外傷曝露後に3日以上続くこと。
・おおよそ、持続期間が1ヶ月を超えて、認知の症状も生じてくるとPTSDの診断になります。 D 臨床的に意味のある苦痛で、社会機能低下あり E 物質の影響や短期精神病性障害、他の病気ではない 危うく死にそうになるような体験をすると身体への特有の反応が出てくるということになります。6歳以下は少し違う診断基準になるようです
。 豊田市の心療内科 土橋こころのクリニック 2016年8月開院予定 (7月予約開始予定)
2016.04.20 | こころの症状や病気,ストレス 適応障害 孤独,PTSD ASD,DSM-5,解離