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「認知症かと思ったら脳にできものが?」
・認知症で一番多いアルツハイマー型認知症は、典型的には70代以降に徐々に年単位で物忘れが進んで行く病気です。進行を半年程度遅らせる薬や、特定の困った症状をマイルドにする薬があります。
・物忘れしていても、とりつくろったり(とり繕い反応)、家族を振り返ったり(振り返りサイン)、ニコニコしていて(多幸的)、困っていない、と話します。
・症状が進むと、物盗られ妄想などが生じることもあります。 DASC(認知症総合アセスメント)を本人と介護者で別々に取ってみると点数に開きがあることがあり、生活障害の程度を把握できます。もっとも介護をしている方の点数が高くなります。
・一方、数ヶ月単位で急に起こってくるような記憶力低下は、アルツハイマー型認知症のよくある経過とは異なり、脳中の精査が必要です。例えば、特発性の正常圧水頭症、脳血管疾患、慢性硬膜下血腫、脳内の腫瘍、ビタミンB12欠乏、副甲状腺機能亢進症、プリオン病であることがあります。また、うつ病が認知症のような症状と混同されることもあります。
・当院では、2019年以降は、65歳未満の方を中心に受け入れさせて頂いております。
2016.04.15 | うつ病のすべての記事,こころの症状や病気,中高年のうつ病,体の病気,認知症
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