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「認知療法って何ですか?」
認知療法=感情が乱されるような不適応的な認知(自動思考)を変化させる技法です。
広い範囲のこころの症状や病気、感情コントロールに適応ができます。
自動思考を変化させることで行動が変化し、感情を乱れにくくします。思考と感情を分離するところがポイントです。
状況→自動思考→「気分感情の変化」
<自動思考の例>
1 状況:うつ病で休職中、上司から状況確認の電話あり
2 自動思考:すぐ働けない自分はさぼっていてダメな自分だ(過度な自責)、このままうつが一生治らなかったらどうしよう(過度な悲観)
3 気分感情:落ち込む 90% つらい90% →自動思考に対して反証していきます。
<自動思考への反証の例>
:上司は会社のルールで定期連絡してきただけで、特に意味はないかもしれない。
うつ病は休んで薬を飲めば、多くの人は治る病気。今頑張れないのがうつだから、頑張れないことで自分を責める必要はない。
3気分感情:落ち込む 50% つらい60%
と改善するかもしれません つらい時はいつでもお気軽にご相談ください。
豊田市の心療内科 土橋こころのクリニック 2016年8月開院予定 (7月予約開始予定)
2016.04.12 | うつ病のすべての記事,認知行動療法(CBT),こころの症状や病気,カウンセリング,ストレス 適応障害 孤独