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「双極性障害って何ですか?その1」
躁うつ病や、そううつ病とも呼ばれます。
一生でこの病気になる人の割合は約1%(欧米では1-4%、日本では0.2%の報告がありますが、諸説あります)で男女差はなく、発症ピークは20代(Ⅰ型で20代前半、Ⅱ型で20代後半というデータもあります)です。心療内科や精神科の外来では比較的多く受診される病気です。
治療薬としては、気分安定薬や他の専門薬が使われることが多く、効果や副作用について医師と十分に話をしてからの服薬が望ましいと思います。
躁状態(そうじょうたい)は、以前と比べて睡眠時間が少なくても平気で、たくさん喋るけど、内容にまとまりがなく、活動性が高まり、後で困るような浪費や商売をしてしまったりします。爽快な気分を伴うため、本人としては「変な感じ」がしないという方もいらっしゃいます。躁状態の軽症のものを軽躁状態といいます。躁or軽躁状態のあとには、強いうつ状態が来て、大変つらいものです。服薬により気分の波を小さくしていきましょう。
パニック症 物質使用障害 ADHD 摂食障害などの合併が見られることがあります。
気分の波で困ったら、当院へご相談ください。
愛知県豊田市の心療内科 豊田土橋こころのクリニック 2016年8月開院
2016.04.25 | うつ病のすべての記事,双極性障害 Bipolar disorder 1型 2型,ADHD 多動 不注意 衝動性,うつ病 一般,こころの症状や病気,依存症