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「戦うか逃げるか反応って何?」
危険やストレスに対して「不安」が生じることは人間に必要な機能です。 例として、ライオンに襲われた時、戦うか逃げるか反応(fight-or-flight response)が起こり、交感神経系が刺激され、目が冴え、脈拍や血圧が上がり、戦ったり逃げるのに有利なモードになることは、生存に有利です。危険へのアラームがなっているのです。
しかし、日常的にストレスや危険を必要以上に感じすぎて、過覚醒状態がずっと続いてしまうと、不眠が起こり、脳や体の疲労回復が困難になります。この辺りから、うつ症状が出やすくなるかもしれません。 また、あまり必要がない時にもアラームがなりやすくなってしまうような、パニック症(パニック障害)やPTSDのような病気もあります。
愛知県豊田市の心療内科 豊田土橋こころのクリニック 2016年8月開院
2016.04.14 | うつ病のすべての記事,こころの症状や病気,パニック症 パニック障害,ストレス 適応障害 孤独,PTSD ASD