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不安な事があっても、文字にして書き出すと不安が下がる気がします。なぜでしょうか?

<院長>
・当院では、リワーク中に、休職原因の振り返りや、休職原因と対策レポートの添削を行なっています。

・当院では、カウンセリングを行っていませんが、その代わりに、相談ノートを使用して、認知行動変容アプローチを行っています。具体的には、気分障害、不安障害、発達障害、軽度のトラウマの治療が可能です。自分の心の中を文字にして見える化していく事で、自分自身の理解が進み。必要な変化を起こすことができるようになっていきます。

・Chat GPTにも聞いてみました。

Q:不安な事があっても、文字にして書き出すと不安が下がる気がします。なぜでしょうか?

ChatGPT:はい、それはまさに**ジャーナリング(感情の書き出し)**の一種で、心理学的にも非常に効果がある行動です。

【なぜ書き出すと不安が下がるのか?】

  1. 頭の中の“あいまいな不安”が、具体的になるから
     → 書くことで「何が不安か」「どの程度の問題か」が見える化され、
      脳が“処理可能な課題”として捉えるようになります。

  2. 脳のワーキングメモリの負荷が減るから
     → 頭の中でグルグルしていたものが外に出ることで、
      脳の作業領域が解放されて、落ち着きを取り戻せます。

  3. 「自分と距離を取る=メタ認知」が生まれるから
     → 不安を“書かれた言葉”として眺めると、
      それはもう「私」ではなく「私が感じていたもの」になる。
      これが「感情の分離」として働きます。

  4. 「とにかく書いている自分」が“今ここ”に集中するから
     → これはマインドフルネスの効果に近く、書く行為そのものが不安のスイッチを切ります。


【つまりこう言える】

不安を書き出すことは、
「感情を処理する」+「状況を整理する」+「自分を落ち着かせる」
という3つの働きを同時に持つ、極めて高性能なセルフケア技法です。


【補足】

・臨床心理学では「エクスプレッシブ・ライティング」
・認知行動療法では「自動思考の記録」
・精神分析では「自由連想と転移の可視化」
・東洋の禅では「心の動きを文字で観照する修行」

としても応用されていて、書くことは世界中で“こころの技法”とされているんです。

<院長> 上手にまとめてくれました。確かにその通りだと思います。

豊田土橋こころのクリニック 院長

2025.05.12 | よく頂くお問い合わせへの回答,医院ブログ

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