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「自己肯定感が低く、自信が持てなくて、いつも辛い」のですが、どうしたらいいですか?

Q. 「自己肯定感が低く、自信が持てなくて、いつも辛い」のですが、どうしたらいいですか?
 という質問がよくありますので、回答します。

A. 当院での治療例 を紹介します(いつもこのやり方というわけではありません)
1 自己肯定感が低い・自信が持てない と感じる理由をまずはノートに書き出してみましょう。
2 多くの場合、過去の失敗の記憶が元になっています。
3 過去の失敗がなぜ生じたのか、その時どうすれば良かったのか を考え、書き出しましょう。
4 今後同じようなことが起こった時に自分が取れる対応策について、できるだけたくさん書き出しましょう。
  →主治医がお手伝いします。
5 できていない部分だけでなく、できている部分にも目を向けてみましょう。他人との比較でネガティブになりがちな場合は、過去の自分と比較して自分の改善した部分・努力した部分に注目してみましょう。
6 過去の失敗・ネガティブの1因として、不安障害(社交不安症など)・気分障害・発達障害・睡眠不足などが隠れていることがよくあります。精神疾患に関しては、比較的シンプルな対応法が存在することが多いため、精神科医への相談が有用です。

・精神科では、答えが無い(事前にどれが最善かはわからない)問いが多く存在します。対応例のストックを増やし、よく検討し、その時に応じて選んでいきましょう。

・上記のやり方は、認知行動療法、CPT(認知処理技法)、対人関係療法の知識をベースとして行っています。

2021.05.30 | よく頂くお問い合わせへの回答,医院ブログ,こころの症状や病気,治療