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抗うつ薬と心血管系リスク(心筋梗塞 脳卒中orTIA 不整脈)

<文献紹介> Antidepressant use and risk of cardiovascular outcomes in people aged 20 to 64: cohort study using primary care database. BMJ. 2016 Mar 22;352:i1350. 抗うつ薬で心血管系リスク(心筋梗塞 脳卒中orTIA 不整脈)が上がるか? →SSRIでは影響はみつからず <文献解説> 対象:20-64歳までを対象としたコホート研究。うつ病と初めて診断された238963人を対象にしている(2001-2011年)。 結果:SSRIを処方された人ではむしろ心筋梗塞が減りました(ハザード比0.58)。特にフルオキセチン(日本未発売)では0.44と効果が大きかった。ロフェプラミン(第2世代三環系)は3.07と増えた。脳卒中or一過性脳虚血発作(TIA)と抗うつ薬との関連は認められなかった。5年間のフォローアップで、不整脈とも有意に関係なかったが、最初の28日間は三環系で1.99に不整脈が増えた。フルオキセチン(日本未発売)では有意に不整脈が減った(0.74)。シタロプラムは高用量でも関連はなかった。 <結論> 生産年齢人口では、SSRIを服用しても、心筋梗塞 脳卒中 不整脈への悪影響があるという証拠は得られなかった。シタロプラムが不整脈へ与える影響の証拠も得られなかった。三環系抗うつ薬は心筋梗塞と不整脈への影響が少し気になります。 <ブログコメント> 高齢者と10代の若者の結果も気になりますね。抗うつ薬の中では、副作用からするとやはりSSRIは使いやすそうです。 愛知県豊田市の心療内科 豊田土橋こころのクリニック 2016年8月開院

2016.04.09 | うつ病のすべての記事,こころの症状や病気,論文紹介,中高年のうつ病